筑紫野経済同友会で、平成12年天拝公園隣の田んぼにあじさいの苗を植樹した。湿気が多い土地であったため、苗の育ちがよくありませんでした。溝を整備して水はけを良くし、再移植しました。それから毎年草刈に追われる日々が続いた。その後管理用道路をつくり整備を続けたが、人々に楽しんでいただけるような公園にはなっていませんでした。
植樹して数年が経過した頃の状況
放っておくと、このように雑草に覆われます
開花
平成26年、筑紫野経済同友会は結成30周年を迎えた。記念事業として永年手入れしてきたあじさい園を人々に楽しんでいただけるような公園にしようと提案した。記念事業積立金を使かい、筑紫野市商工会からも協賛を頂き、リニューアルのプランを作りました。工事は会員である土木屋さんや造園やさん協力で進めて頂きました。そして苗の撤去や移植、植え付けに至るまで会員のボランティアで進めました。作業には商工会の職員や観光協会の会員そして市議会議員も多数協力して頂きました。
平成26年1月 敷地の段差を削って、花壇を配置しました。
まずは既存のあじさいをすべて堀り上げて、仮置き場に移動し、計画図に基づき花壇の輪郭を作り、完成後、色分けしていたアジサイを再移植しました。大変雪が多い年で苦労しましたが約1か月で完成しました。
平成26年 4月
植樹を終え芽吹き始めた
平成26年 6月
一斉に開花した
リニューアルされた公園にはあじさいが整然と並びだんだん大きく成長してきました。6月初旬にはきれいに咲きそろい市民の目を楽しませてくれるようになりました。しかし大きな悩みが会員を苦しめました。雑草がどんどん成長して草刈に追われる日々がまた訪れました。
除草作業
花摘み作業
平成28年 再移植から2年がたち
きれいに咲き誇った
筑紫野市から平成28年にこの公園に取付道路と駐車場を整備して頂きました。我々の活動を評価して頂いた結果だと思います。そして天拝公園観光スポットとして、今年正式に開園式を計画しました。草刈の手入れを軽減するため園路の整備を行いました。レンガ7500枚を会員の協力で集めて、会員総出で、レンガ積を行い、園路を改良土で舗装しました。
筑紫野市長や市議会議長などのご出席を頂き無事開園式をすることができました。